私たちは、患者さんの権利や人権を尊重しながら、複数の医師がそれぞれの専門性を生かして連携し、他職種や地域の方々とも連携して精神科治療を行っています。

看護部では、『温かい心』『やさしい言葉』『誠実な態度』を基本として、患者様中心の医療や看護、介護を提供するため24時間体制で患者様と向き合い、安心・安全な療養生活が送れるように援助を行っております。

私たち作業療法士(OT)は患者様が‘楽しく“自分らしく”生活を送れるように様々な作業活動を用いたリハビリテーションを行っています。患者様と相談して一人ひとりのニーズに合った作業活動を治療として提供させて頂きます。 。

医療相談課では、入院から退院後までの手続きや各種社会制度活用のためにご相談をお受けしています。病気のことについて、経済的なこと、退院後の事、社会復帰施設利用について、また患者様を支えているご家族からのご相談も受け付けています。ご家族や施設からご紹介していただいた患者様の受け入れや、退院される患者様の退院先のご紹介など医療機関・施設との連携も行っています。ご心配な点や不安・疑問に感じたこと、主治医には直接聞き辛かったこと、どこに相談してよいかわからないこと等お困りの際はなんでもお気軽にご相談ください。ご相談いただいた内容を、許可なく口外することは一切ありませんので、ご安心してご相談下さい。

現代社会において精神疾患は身近な疾患となり、その背景には職場や学校でのストレス、うつ病の増加や高齢化による認知症患者の増加などに加え、コロナウイルスにおける社会的影響もあり、精神疾患の増加が世界的にも問題となっております。精神科医療の必要性がより高まってくる中で私たち薬剤課は患者さん一人一人の心に寄り添い責任をもって安全かつ適正なお薬を提供します。

栄養課では、管理栄養士3名と給食委託会社の職員が協力し、患者さまの病態や嚥下形態に合わせた食事を提供しています。そして、長期入院の方も多いので季節を感じることのできる行事食の提供を心がけています。

検査室では患者様の病状や健康状態を把握するために、血液検査、生化学検査、尿検査、心電図検査、脳波検査をしています。検査数値や検査所見を正確に提供できるように努めています。また、患者様が安心して検査を受けていただけるように日々心がけています。

放射線課では医師の依頼のもと、一般的にレントゲンと呼ばれるX線写真（胸部・腹部・全身の骨など）の撮影を行っています。

装置としてCR（Computed　Radiography：デジタルX線画像装置）を導入することにより、患者様への被ばく低減に努めています。また、診断価値の高い画像提供を心がけております。

受付では来院された患者さんの対応を行います。保険証を提示していただき、症状や来院された目的などを簡単に確認します。問診票を記入していただき、カルテの作成を行います。そのほかにも電話応対や患者さんの呼び出し、会計なども受付で行っています。また入院時の手続きやレセプト作成なども行っています。

施設環境管理課では、病院内の設備などの点検及び、修理を行っています。また病院敷地内の清掃を行い清潔な環境作りを心掛けています。