現在、精神科における医療事故に加え、高齢化の影響などもあり転倒や誤嚥といった事故も
発生することもあります。
当院では、日常的に起こる可能性が高い誤嚥の対処方法やCPR(心肺蘇生)・AEDの使い方などの
救命処置研修を毎年実施しております。
今年は、4名の看護師が日本ACLS協会主催のファーストエイド・CPR・AED講習で
学んだ事をベースに研修を行いました。
【研修内容】
・窒息の対処方法(ハイムリック法・吸引)
・CPR(心肺蘇生):胸骨圧迫+人工呼吸実演・実施
・AED(自動体外式除細動器)の使い方・注意点
・ファーストエイド(応急処置):脳卒中、痙攣、ショック時の対応
【研修を受けての感想】
・ハイムリック法や吸引、AEDの使い方などを実際にやってみて救急時の対応を
再確認する事ができました。
・痙攣をおこしている患者さんを対応した事がなかったので研修を受けるて
イメージする事ができました。
・患者さんの急変時は慌ててしまう事があるのでこのような勉強会などを通して
いつでも冷静に動けるようにしておかなければいけないと感じました。
・参加型の研修だったので良い勉強になりました。
・今日の研修を受けて、もし救命処置が必要な場面に遭遇したら慌てずに
行動したいと思います。